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紀の川市排水ポンプ車 〈Drain Pump Vehicle〉

安全・安心なまちづくり(団体営ため池等整備事業)

近年頻発している局地的豪雨、また、近い将来発生が予想されている南海トラフ巨大地震、東南海・南海地震などの自然災害による浸水被害は、私たちの身近な脅威となっています。紀の川市が平成24年9月に導入した「排水ポンプ車」は、様々な水の災害に対して、抜群の機動力を発揮し、被害の早期復旧と安全・安心なまちづくりに貢献します。

排水ポンプパッケージ車は、従来の排水ポンプ車をの機動性を更に向上し、排水作業に素早く対応できる仕様となっています。車両に小型移動式クレーンを搭載することにより様々なシーンでの排水活動を行うことができます。また、ポンプパッケージ(操作制御盤)と発動発電機を分離させることが可能で、中型貨物自動車(運搬車)としても使用することができます。

排水ポンプ車(20㎥/min〈分〉)

  • 総排水量   20㎥/min(分) (全揚程10m:並列使用時)
  • 車種     総重量8トンクラス中型貨物自動車(改造)
  • 搭載ポンプ  超軽量型水中モーターポンプ(口径:∮200mm、排水量:5.0㎥/min、重量30kg) × 4台
  • 搭載機器類  操作制御盤、発動発電機(125kVA)、ホース、バルーン照明、フロート、簡易ウィンチ他
  • その他    災害用緊急自動車

排水ポンプパッケージ車(10㎥/min〈分〉)

  • 総排水量   10㎥/min(分) (全揚程10m:並列使用時)
  • 車種     総重量8トンクラス中型貨物自動車(小型移動式クレーン付)
  • 搭載ポンプ  超軽量型水中モーターポンプ(口径:∮200mm、排水量:5.0㎥/min、重量30kg) × 2台
  • 搭載機器類  操作制御盤一体型パッケージ、発動発電機(45kVA)、ホース、フロート他
  • その他    2.9t吊り小型移動式クレーン搭載

超軽量型水中モーターポンプ(30kg)

 

紀の川市排水ポンプ車操作員(通称:排水ポンプ隊)

紀の川市排水ポンプ車操作員(通称:排水ポンプ隊)は、紀の川市選抜メンバーで構成されており、所属部署の普段の業務に加え「排水ポンプ車」を操作するための訓練、風水害に備えた訓練を毎月行っています。

隊員の構成と役割(全22名)

  • 隊長 (1名)  隊員の総指揮を行うほか、災害対策本部、消防団幹部、水防施設操作員等との調整を行います
  • 副隊長(1名)  隊長の補佐を行うほか、隊長の職務を代行することもあります。
  • 班長(4名)   小隊の指揮を行います。(1・2班は「排水ポンプ車」、3・4班は「パッケージ車」を担当)
  • 隊員(16名)  各班に4名の隊員が所属しています。

排水ポンプ隊の訓練・点検

排水ポンプ隊は、平成24年度から毎月1回の訓練・点検を行っています。初めは中型車の運転になれることも困難でしたが、指導員:危機管理監の指導を受け「運行訓練」「排水訓練」「夜間訓練」を行うほか、市防災総合訓練にも参加します。

平成24年度 初めての訓練です。4トン車なんて誰も乗ったことがありません。まずは運行訓練からです。

取り壊す直前の「粉河プール」で実戦さながらの排水訓練です。50mプールを約20分で空にする能力があります。

どういう訳か・・・災害は夜間によく起こります。照明をつけて夜間訓練も行っています。

桃山中学校のプールを使って「岩出市排水ポンプ隊」との合同訓練を行いました。

運転技術向上のため普段から「車庫入れ」や「縦列駐車」などの運転教習的な訓練もします。

 

「排水はじめ!!」平成25年度の市防災訓練では操作技術を披露しました。

災害出動

排水ポンプ隊は、「大雨洪水警報」発令時に「待機体制」に入り出動に備えます。災害現場からの要請があれば直ちに出動できるように準備しています。結成以後は、ほぼ毎年のように出動し、桃山・貴志川の浸水地域の排水活動を行っています。

桃山町調月地区(宮の前排水機場)の水路から市道に越水している現場

調月地区へは、桃山町最上や貴志川町北からの水路が流入しており、水量が多く短時間で増水します。

消防団(桃山方面隊)や「和歌山県排水ポンプ車」とも連携を取って排水作業を行います。

「国土交通省排水ポンプ車」とも連携を取ります。

 

貴志川丸栖地区の浸水現場 約150cmの深さで浸水することがあります。

(浸水のスピードは遅いものの約40haが浸水することがあります)

「和歌山県排水ポンプ車」や消防団(貴志川方面隊)とも連携を取ります。

 

写真は那賀スポーツレクリエーションセンター付近で消防団(打田方面隊)と排水活動を行う「パッケージ車」

 

市民の皆さま、ご理解、ご協力を!!

要請により、「排水ポンプ車」を出動させた時、地域住民の方々の自家用車が路上駐車されており現場に到着できない、現場到着が大幅に遅れるといった事例が起こっています。「排水ポンプ車」を現場までスムーズに誘導できるようにご協力をお願いします。また、排水ポンプは性能以上の力は発揮できません。必ずしも浸水を食い止めることができるわけではありませんのでご了承ください!!

このページに関するお問合せ先
紀の川市 消防防災課 TEL 0736-77-1300
最終更新日:201732