胃がん検診
市の胃がん検診は、集団検診(バリウム)と個別検診(バリウムまたはカメラ)で実施しています。
年齢によって、受診方法や受けられる検査の内容が異なるため、下部の詳細を必ずご確認ください。
胃X線(バリウム)検査
胃を膨らませる発泡剤とバリウムを飲み、レントゲン検査で胃の粘膜を観察する検査です。
対象者
- 集団検診…40~74歳
- 個別検診…40歳以上
※対象年齢の基準日は、令和7年3月31日です。
検査内容
問診、胃X線(バリウム)検査
自己負担金
- 集団検診…無料(全額助成)
- 個別検診…2,000円(差額助成)
注意事項
以下に該当される方は検診の対象外となりますので、かかりつけ医にご相談ください。
- 胃疾患で治療中、経過観察中の方
- 自覚症状(胃の痛み、吐き気、胸やけ等)のある方
- 妊娠の可能性がある方、妊娠中の方
- 過去のバリウム検査でアレルギー症状(じんましん、気分が悪い、顔色が悪くなる等)を起こしたことがある方
- 重度の便秘症の方、当日までに3日以上排便のない方、過去にバリウムの排便が困難だった方
- 腸疾患(腸閉塞、潰瘍性大腸炎、腸ねん転等)の既往がある方
- 消化器の手術を受けた後、一度もバリウム検査を受けたことがない方
- 過去1カ月以内に、胃や腸のポリープを切除した方
- 普段から食べ物が飲み込みにくい、むせやすい、以前にバリウムを誤嚥したことがある方
- 心臓疾患や腎臓病等で水分摂取に制限のある方
- 撮影台の手すりを自分でつかみ、立位を保持することや、体の向きを変えることに不安がある方
- 主治医に相談なく、当日のインスリン注射や血糖降下剤を服用された方
胃内視鏡(カメラ)検査
市の胃カメラ検査は、個別検診のみ実施しています。
口または鼻から胃の中に内視鏡(カメラ)を挿入し、胃の内部を観察する検査です。
対象者
50歳以上の偶数年齢の方(受診間隔は2年に1回)
※対象年齢の基準日は、令和7年3月31日です。
検査内容
問診、胃内視鏡(カメラ)検査
自己負担金
2,000円(差額助成)
注意事項
以下に該当される方は検診の対象外となりますので、かかりつけ医にご相談ください。
- 胃疾患で治療中・経過観察中の方
- 自覚症状(胃の痛み、吐き気、胸やけなど)のある方
- 妊娠の可能性がある方、妊娠中の方
- 胃全摘術後の方
※薬にアレルギーのある方、血液抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)を飲まれている方、呼吸不全、心疾患、緑内障、前立腺肥大のある方は、受診医療機関に事前にご相談ください。
※内視鏡検査中に胃潰瘍やポリープ等が発見された場合、組織生検や必要な処置を行う場合があります。その場合の費用は、自己負担となります。