打田方面隊
春季全国火災予防運動に伴う総合消防訓練(平成30年)
平成30年の春季全国火災予防運動に伴う総合消防訓練は、近畿大学生物理工学部付近での山林火災を想定した訓練です。山林火災は強風に煽られ急激に燃え広がることが想定されます。那賀消防組合と紀の川市消防団の迅速な出動、連携が重要です。また山林には有効な消防水利が少なく、自然水利も十分ではありません。今回は那賀消防組合、紀の川市と消防水利輸送の災害協定を締結している「紀北生コンクリート協同組合」にもご協力いただき消防水利輸送訓練もあわせて行いました。
「紀の川市消防団 打田方面隊第2分団、第1分団出動せよ!!」
方面隊長、副方面隊長は中消防署長、副署長と合同で指揮を執ります。
「打田方面隊…放水はじめ!! 放水はじめ!!}
打田方面隊第1分団と事務局合同のジェットシューター隊が残火処理を行います。
消防水利が不足し「コンクリートミキサー車」が水を運んできてくれました。簡易水槽に給水です。
方面隊訓練
例年、上半期に方面隊全体で訓練を行っています。
平成24年度は、桃山グラウンドで「ポンプ取扱い訓練」を行いました。前半は、ポンプの仕組みや使い方の講習を受け、後半はさっそく自分たちの消防ポンプを使って「放水」の訓練です。
平成25年度は、市役所駐車場で、那賀消防組合署員から「規律・礼式」や「ポンプ・器具などの取扱い」の講習をうけました。
【平成24年】資料を片手に、講義を熱心に聞く打田方面隊団員。
【平成24年】さっそく自分たちの消防ポンプを使って放水訓練です!!
【平成25年】ホース延長の基礎から訓練します。火災現場でケガをしないためには基礎訓練が大切です。
分団訓練
打田方面隊に分団ができたのは数年前…分団長、副分団長を中心に自分たちで計画した訓練を各所で行います。内容も「中継放水訓練」、「資機材取扱い訓練」「放水訓練(ボール早落とし競技)」など色々です。
紀の川を水利に「中継放水訓練」を行います。中継はむずかしいのでポンプを壊さないよう慎重に!!
危機管理監から、配備された「チェンソー」の使い方を教わっています。
ドラム缶の水位を上げ、中に入っているボールを外に飛ばすまでのタイムを競います。
秋季全国火災予防運動に伴う総合消防訓練(平成25年)
平成25年度の夜間訓練の舞台は、今年完成した「紀の川市役所新庁舎」です。
那賀消防組合、紀の川市役所自衛消防隊と合同で新庁舎初の消防訓練です。消防組合と連携した「放水訓練」や、自衛消防隊と一緒に来庁者を庁舎から助け出す訓練も行いました。
庁舎に向け放水(訓練)する打田方面隊と消防組合
消防ポンプ操法(ポンプ車操法)訓練(平成28年)
旧打田町消防団は、町職員の団員で構成する機動隊が消防ポンプ操法大会に出場していました。各分団から選出された選手が出場するのは平成22年度以来の2回目です。今回は5つある分団から2名ずつ選出し2チームを作りました。紀の川市消防団に「消防ポンプ自動車」を1台も配備していませんので那賀消防組合の予備車両をお借りしての訓練です。操法も初めてなら、ポンプ車の操作も初めてです。
なんとこの車…昭和50年代の貴重な車です!!(今でも快調に走ります)
何もかもが一からです。中消防署、打田方面隊幹部、各部も精いっぱいサポートしてくれます。
炎天下の日中訓練も行いました。グラウンドに熱風が吹き込んできます。
市防災総合訓練で最後の晴れ舞台です!! このメンバーで操法をするのも今回が最後・・・さみしいものです。
最後の全力疾走を見せる選手
文化財防火デーに伴う総合消防訓練(平成28年)
平成28年度、文化財防火デーに伴う訓練の舞台は「東田中神社」です。東田中神社は県指定文化財に指定されています。那賀消防組合消防隊と東田中神社役員の方々と一緒に消火訓練、文化財搬出訓練を行いました。紀の川市内には先人たちが残した貴重な文化財が数多くあります。それらを火災から守るのは消防団の重要な使命です。
宮総代さんが火災を発見!! 「火事やー!! 火事やぞー!! だれかきてくれー!!」
(安心してください。発煙筒の煙です)
消防署消防隊、打田方面隊出動!! 消防署長、打田方面隊長が指揮をとります。
消防隊と消防団の一斉放水で火災(訓練ですけど…)は鎮火しました。
このページに関するお問合せ先
紀の川市 危機管理部 危機管理消防課 消防対策班 TEL 0736-77-2511