1日市長体験
合併20周年記念特別事業「1日市長体験」を実施しました
開催日
2025年7月31日(木) 午前9時~午後3時
場所
紀の川市役所(市長室・議場・庁議室・ラウンジ2・402中会議室等)
参加者
小学5・6年生 6名(内訳:6年生1名、5年生5名)
目的
紀の川市の将来を担う子どもたちが、市政への関心や理解を深め、郷土愛を育むことを目的に実施しました。
内容
任命式・名刺交換
市長室で、岸本市長から「1日市長」の辞令と名札が交付されました。1日市長に任命後、市長・副市長・教育長と順番に名刺交換を行いました。名刺交換の後、一人ずつ市長席に座って、記念撮影を行いました。初めて入る市長室での貴重な体験に楽しそうでした。
庁内見学
本庁舎7階上の屋上に移動して、屋上から1階まで、市役所の各部局を回り、職員から業務の説明を受けて、市役所の役割を学びました。難しい業務説明もある中、みんな真剣に耳を傾けていました。
議場での所信表明演説発表
議長室で、議長・副議長と順番に名刺交換を行いました。名刺交換の後、議場に移動し、一人ずつ登壇し、「私が市長になったら」というテーマで、考えてきた政策を所信表明演説で発表しました。
岡野心美市長は、「竜門地区に生まれて本当によかったです。少なくなったホタルを守るためには、ゴミを捨てないで、生き物を大切にして自然を守っていくまちにしたい。」
畠山栞奈市長は、「教科書を電子化して通学時の荷物を軽くしたい。また、空き家をリフォームして、若い人達が県外から来て住みたくなるまちにしたい。」
森端大翔市長は「若者がいっぱい住むまちにしたい。そのために、交通を便利にする。環境に優しいライトレールを走らせて安全に出かけることができる環境づくりをしたい。」
蝦子幸咲市長は、「長期休みの宿題を減らして、人とコミュニケーションをとってほしい。また、スクールバス制度をつくって通学しやすくなったらいい。」
岡晃嬉市長は、「人口が減り、小学校がなくなっているのが心配。紀の川市の魅力を子どもたちが紹介する動画を作成してSNSで発信したい。」
松尾梛生市長は、「幅広い年代が遊べる大きな公園をつくりたい。また、体育館等の設備を整えてスポーツ少年団で頑張っている子どもたちのサポートをしたい。」
緊張感のある中、紀の川市議会議員の方々の前で、自分の思いやまちづくりへの決意を堂々と力強く発表していました。
1日市長のみなさん、すばらしい所信表明演説発表をありがとうございました。
災害対策本部会議の体験
庁議室で、災害対策本部長役として、各部局長に被害状況の報告を指示しました。また、庁舎から災害用ドローンを飛ばし、子どもたちはモニターでドローンが映し出すまちの様子の映像を確認しました。
ランチミーティング
市長・副市長・教育長とテーブルを囲み、非常食の体験を行いました。パンや五目ごはん、チキンライスやカップ麺など、自分たちで、お湯を入れて準備をして、食べながら懇談しました。学校生活など身近な話題で盛り上がり、和やかなランチタイムとなりました。チキンライスは、好評でした。
模擬市長決裁体験
岸本市長から、決裁の重要性について説明を受けた後に、模擬支払調書や起案文書の内容を確認しながら決裁印を押印しました。
記者会見体験
市長を体験した今日一日の感想を書いてもらいました。みんな真剣に考えて書いてくれているのがとても印象的でした。その後、一人ずつ記者会見の形式で、みんなの前で発表しました。1日市長からは、「所信表明演説が緊張したし、一番心に残った」、「市長は、いろいろな仕事をしていることが分かった」、「市長は、大変だと思った」「職員の人たちの説明が分かりやすくて、市役所で働いてみたいと思った」、「2学期になったら貴重な体験をみんなに伝えたい」など様々な感想をいただきました。発表後、新聞記者からの質問に答え、自分の思いや学んだことをしっかりと伝えてくれました。
閉会・お見送り
岸本市長から、子どもたちに、「子どもたちには、このまちに住んでよかった、このまちが好きだと感じながら大人になってほしいと思っています。自分のまちは自分たちでつくるという気持ちを持ち続けてほしいです。1日市長としての体験が、紀の川市への郷土愛を深め未来のまちづくりを考えるきっかけになればうれしく思います。」と呼びかけました。
最後に、正面玄関で、職員に見送られて1日市長体験が終了しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
このページに関するお問合せ先
紀の川市 市長公室 秘書課 TEL 0736-77-2511