No.17フルーツ入りコンニャクづくり
コンニャク職人に弟子入り!
~フルーツ入りコンニャクを作ろう、食べよう、美しくなろう~
3月24日、粉河地区の四季グループ工房でフルーツ入りのコンニャク作り体験が開催され、県内外から10人が参加しました。去年のぷる博に続いてのコンニャク作り体験。去年は柿入りコンニャクを作り、今年はイチジク入りコンニャクを作りました。この道50年という仕掛人の衣笠喜美代さんからコンニャク芋や作り方の説明を受けた後、5人1組に分かれて作業を行いました。今回は時間の都合上、芋が柔らかくなるまで煮て冷ました状態からのスタート。
まずは芋とイチジクとお湯を一緒に、なめらかになるまでミキサーにかけ、ボウルに移して30分おいたあと、湯で溶いた凝固剤を入れ約80回手で混ぜました。この作業は大変で、参加者は回数を数え合ったり、「頑張れ~」と励まし合ったりしていました。具材がしっかり混ざったらハートやドーナツ型に整えてから鍋に入れ茹でます。茹で上がりを待つ間に試食用コンニャクとフルーツ甘酒を試食。参加者からは「イチジク入りコンニャクは柔らかい」「コンニャク作りはもっと難しいと思っていたけど、やってみると簡単だった」などさまざまな声がありました。
三重県伊賀市から参加の大田さんは「フルーツ入りコンニャクが珍しかったので今回参加しましたが、とても楽しかったです」と話してくれました。紀の川市のフルーツをもっとPRしたい思いと、コンニャクにフルーツを入れたらどんな味になるのかという興味から考案されたこの企画。この体験を通じて人と人がつながり日本の伝統料理を思い出してもらいたいという衣笠さんの思いのとおり、会場は終始笑いが絶えない和やかな雰囲気に包まれていました。
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