No.41世界でひとつの和菓子ケーキ
えっ!これが和菓子?ぜーんぶ和菓子でできた、オリジナルのデコレーションケーキ♪
~世界でひとつのフルーツ×和菓子のケーキをかわいくデコしましょ~
3月16日、野かふぇおりやで、あんこにようかん、ねりきりのおまんじゅう…すべての材料が和菓子という、珍しい和菓子のケーキ作り体験が開催されました。蒸し生地の浮島とようかんの土台にイチゴをちりばめ、その上に、ねりきりの細工菓子やフレッシュフルーツ、あんこのフラワーでかわいくデコレーションしていきます。
あんこや卵、上新粉などを蒸して作る浮島生地は、見た目はケーキのスポンジのよう。その生地を半分にスライスし、ピンクに着色して作ったようかんを流し込み、イチゴをちりばめていきます。もう半分でサンドし固めたら、土台の浮島が完成です。
4人の体験者のみなさんは、お互いに協力しながら、ここまではなかなか順調に作業を進めてきました。
ここからは、デコレーションのための細工菓子作りです。
ねりきりという少し固めのあんこを作り、赤、緑、黄色などの色素で色付けしていきます。今回は、イチゴ、キウイ、はっさくの形に細工していきます。微妙な色のニュアンスを出すため、慎重に色素を混ぜて練りこんでいきますが、これにみなさん大苦戦。特に3色を混ぜて作る、キウイの皮の茶色がなかなかうまく出せず、最後は全員無口になる始末でした。
練りこんだ後は、和菓子作りの道具でそれぞれの形に整え、ごまなどで仕上げます。できあがったフルーツ細工菓子やカットしたフルーツ、搾り出して作る花形のあんなどを思い思いにデコレーションして完成です。
カラフルなねりきりとフルーツ、花形で、とってもかわいいケーキに仕上がりました。
野かふぇおりやのファンだという山内さんと橋本さんは「和菓子作りに興味があったので、とても楽しかった」と、完成したかわいい和菓子ケーキの写真を何枚も撮影していました。
仕掛け人の前田千恵さんは「和菓子で作るデコレーションケーキは珍しいと思いますが、みんなが楽しめるような体験を取り入れたいという思いで考案しました。」と話してくれました。
帰りには、お抹茶と試食、和菓子のカップケーキなどのお土産もあり、前田さんの想いのとおり、みんなで楽しいひとときを過ごしました。
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