自宅でできる防災活動
毎年6月1日は「自主防災組織の活動の日」
和歌山県では、平成28年度より、地域防災力の向上を図り県民の命を守るため、毎年6月1日を「自主防災組織の活動の日」とし、5月26日から6月8日までの期間、県内の自主防災組織等に防災訓練や防災研修等の実施を促し、県民の地域防災意識の高揚を図り自主防災組織の活動を活性化するとともに、引き続き自主防災組織の結成を促すこととしています。
自宅で取り組む防災活動
コロナ禍において、地域の実情等により防災訓練等が実施できない場合、自宅で取り組むことができる防災活動をご紹介します。
避難バッグ、備蓄品の準備
避難バッグ
まず最初に持ち出すべきもの。避難バッグに入る程度の量をひとまとめにし、すぐに持ち出せるよう置き場所を決めておきましょう。携帯電話やスマートフォン、財布、運転免許証など普段持ち歩いている必需品も忘れずに持ち出しましょう。
マスクやアルコール消毒液、体温計など、新型コロナウイルス感染症対策用品も追加しておきましょう。
準備物の例
非常食、モバイルバッテリー、安全器具(ヘルメット等)、衣類・タオル、軍手、マスク、飲料水、懐中電灯、救急医療品、雨具、ライター、アルコール消毒液、携帯ラジオ、ビニール袋、常備薬、ティッシュペーパー、生理用品、体温計等
備蓄品
避難所に持ち込んだり、自宅でおよそ1週間自足するためのもの。家屋が被災しても取り出せる場所に保管しておきましょう。日頃の食料を多めに買っておき消費しながら備蓄しましょう。
準備物の例
備蓄食料、電池、自家発電機、洗面用具、備蓄水・風呂水、ナイフ・はさみ、ブルーシート、簡易トイレ、毛布・寝袋、卓上コンロ、ろうそく・ランタン、トイレットペーパー等
避難場所や避難経路の確認
防災マップやハザードマップ、または和歌山県防災ナビアプリ等により、自分や家族の避難場所や避難経路を事前に確認しておきましょう。台風・豪雨時の避難に関しては、頑丈な建物の高い階など、浸水等に対して安全が確認できる場合は、在宅避難も有効です。また、安全な親類や友人の家等への避難も選択肢に入れておきましょう。
※和歌山県防災ナビアプリ:大規模災害時の適切な避難を促進するための防災ポータルアプリです。
避難カード
避難場所や避難経路について、家族と話し合いながら避難カードを記入しましょう。和歌山県庁防災企画課、または紀の川市
危機管理消防課窓口にて配布しております。
家具の固定
L型金具等による家具の固定や、家具の置き方を工夫することで地震発生時の家具の転倒による被害を軽減しましょう。
ブロック塀の確認
基準に適合していないブロック塀は、倒壊により人的被害や避難路の寸断が発生するおそれがあり、大変危険です。ご自分や地域での安全対策をお願いします。