生活習慣病について
生活習慣病とは
食べ過ぎや偏食などの食生活、運動不足、飲酒、喫煙などの生活習慣が原因となり、引き起こされる病気です。
生活習慣病は、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などのよく耳にする病気が該当し、自覚症状がないまま進行していきます。
また、内臓脂肪型肥満に、高血圧、脂質異常、高血糖の状態が重なるとメタボリックシンドロームといいます。
メタボリックシンドロームでは、動脈硬化の進行の危険性が高まります。また、そのまま放置すると、生活習慣病の発症につながり、心疾患や脳血管疾患などの命にかかわる病気を発症する危険性も高まります。
そのため、市では、メタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病の予防や早期発見・早期治療を目的とした「特定健康診査」を実施しています。
不適切な生活習慣は、若い頃からの積み重ねが原因で身についているものなので、なかなか改善しにくいです。しかし、生活習慣病は、バランスの取れた食生活や、適度な運動、節酒、禁煙などの生活習慣の改善で予防することができます。
病気の発症や重症化を予防するためにも、身体の不調を感じる前から、適切な生活習慣を心がけることが大切です。
~日常生活を振り返ってみましょう~
食生活(552KB) | 食べ過ぎる | 食事が不規則 | 間食が多い |
野菜が少ない | 油ものが多い | 濃い味が好き | |
運動(459KB) | 歩いていない | よくゴロゴロしている | 少しの移動にも車を使う |
飲酒(138KB) | 毎日お酒を飲む | ||
喫煙(413KB) | たばこを吸う |
動脈硬化とは
健康な血管は、しなやかで弾力性があります。しかし、不適切な生活習慣や加齢によって、血管はだんだんと弾力性を失い、硬くもろくなっていきます。このような血管の老化を動脈硬化といいます。老化が進んだ血管は、古くなったホースのような状態です。流れが悪くいつ詰まったり、ひび割れしたりしてもおかしくない状態です。
動脈硬化が進むと、硬くもろくなった血管は、血液が流れにくくなったり詰まったりして、虚血性脳血管障害や虚血性心疾患の原因となります。病気の進行を予防するためには、不適切な生活習慣の改善をすることが大切です。