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セルフメディケーション推進とスイッチOTC薬控除

セルフメディケーションとは

世界保健機関(WHO)が「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と示しています

健康寿命を延伸するためにも、セルフメディケーションを実践してみましょう。

実践のポイント

規則正しい生活をしましょう。

 睡眠不足や不規則な生活は免疫力の低下につながります。また、生活習慣病の原因にもなるため、規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。

バランスの良い食事・適度な運動を心がけましょう。

 生活習慣病を予防するだけでなく、免疫力を向上し、健康な身体作りの基本です。

健康チェックを行いましょう

 特定健診や定期健康診査、がん検診などの健康チェックを定期的に行い、異常の早期発見に努めましょう。特に生活習慣病は早期発見し、生活改善することで異常の改善にもつながることから、症状が出る前の早期発見がポイントです。

正確な知識を持って、市販薬を上手に利用しましょう。

 軽いけがや風邪気味などの日ごろよく経験する軽度の症状は市販薬(OTC医薬品)を利用し、自分で手当てしましょう。症状に合わせた的確な薬を正しく利用するためにも、わからないことがあれば薬剤師などの専門家に相談しましょう。

自発的な健康管理や疾病予防の取り組みを促進することはもちろん、医療費の適正化にもつながります

セルフメディケーションを推進するため、一定の条件のもとで所得控除を受けられる制度が創設されています

確定申告をする方が定期健康診断等※のいずれかを受けることが必要です。

  1. 特定健康診査
  2. インフルエンザの予防接種
  3. 勤務先で実施する定期健康診断
  4. 保険者が実施する健康診査
  5. 市町村が実施するがん検診 等

 そのうえで確定申告する方や、そのご家族が購入した特定のOTC医薬品(後述)の合計が年間1万2,000円を超えた場合に、超えた金額(8万8,000円が限度)について、その年の総所得金額から控除を受けることができます。

対象となる医薬品は、特定のOTC医薬品であり、ドラッグストア等で購入できる医薬品のすべてが対象となっているわけではありません。
 OTC医薬品とは一般の方が医師の処方せんなしに、ドラッグストアなどで購入できる医薬品です。対象となるOTC医薬品には、たとえば、イブプロフェンを含んだかぜ薬やインドメタシンを含んだ湿布薬などがあります。具体的な本税制の対象OTC医薬品(約1,500品目)は厚生労働省のHPで掲載されています。

どうしたら制度を利用できるの?

この制度を利用するには、通常の確定申告に必要な書類に加え

  1. 対象となるOTC医薬品を購入した際の領収書
  2. 定期健康診断等を受けたことを証明する書類(結果通知表、領収書等)

を提出しなければなりません。
このため、領収書や定期健康診断等の書類は大事に保管しておくことが重要です。

制度の詳細やQ&Aなどは、厚生労働省のホームページのセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)に掲載されていますのでご覧ください。

このページに関するお問合せ先
紀の川市 国保年金課 TEL 0736-77-2511
最終更新日:202097