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日本遺産 「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地

中津川行者堂での護摩供

 令和2年6月19日、「葛城修験」- 里人とともに守り伝える修験道はじまりの地が、文化庁の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されました。

 古来から山には神が宿るとされ、人々は山を恐れ敬ってきました。修験道は、その山に籠り修行を行い験力を得るというもので山岳信仰と仏教が融合してできた日本特有の宗教です。和歌山市加太の友ヶ島を起点とし和泉山脈から葛城山系の山中には役行者が開いたという葛城二十八宿の行場があり、そこには法華経を埋納したとされる経塚があります。山中には、その他にも行場が設けられ、一帯は葛城修験の信仰の場として今日も大切に守られています。

 紀の川市内には、倉谷山にある薬草喩品(第5経塚)、志野峠の授記品(第6経塚)、中津川の化城喩品(第7経塚)、和泉葛城山頂付近にある授学無学人記品(第9経塚)があります。中津川行者堂は、本山修験宗(聖護院)では、葛城灌頂という特別な修行を行う重要な行場とされています。

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最終更新日:202326