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きのかわ観光ガイド

紀州藩主参勤交代の宿

名手宿本陣 紀の川市名手市場の大和街道に面して建つ妹背家の住宅。紀州藩による参勤交代や鷹狩りの折、藩主の宿泊や休憩に利用された。主屋のほか倉二棟が旧規を伝え、いずれも国の重要文化財に指定されている。
 妹背家は、中世以来の土豪であったため、江戸時代を通じて紀州藩の地士に取り立てられるとともに大庄屋を長らく務めた。敷地の北側には大庄屋の職務を執り行った名手役所の建物が二棟建ち、本陣と役所といった異なる役割をもつ建物が同一敷地内に存在することは類例が少なく、本陣・地士・大庄屋を兼ねた総体の構えをよく遺しているため、国指定史跡となっている。
 和歌山市出身の小説家、有吉佐和子の作品『華岡青洲の妻』では青洲の妻、加恵の実家として登場する。

住所

紀の川市名手市場641

交通

  • 国道24号役場北交差点から約1分
  • 上之郷ICから約23km/約45分、紀の川東ICから約3km/約10分

営業時間

午前10時~午後4時

定休日

火曜日(祝日の場合は開館。翌日休館)・12月29日~1月3日 

電話番号

TEL 0736-75-3129(旧名手宿本陣)

年中行事

  現存する江戸時代の建物を利用して、3月の桃の節句には「雛人形の展示」、5月の端午の節句には「甲冑の展示」を行っています。また、10月頃には華岡青洲の妻である加恵の嫁入りを再現した時代行列の「貰い受けの儀」が行われます。

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このページに関するお問合せ先
紀の川市 教育委員会(教育部) 生涯学習課 TEL 0736-77-2511

最終更新日:202533
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