令和5年度（第13回）紀の川市防災総合訓練の実施について

訓練の目的

紀の川市では、大規模災害を想定して災害対策基本法及び紀の川市地域防災計画、紀の川市避難所運営マニュアルに基づき、行政機関及び地域住民との緊密な連携のもと、地域住民が一体となり即活用できる実践的な訓練を重点に実施し、 災害時に自分の命を守ることを最優先にできる体制の構築と防災意識の高揚を図ることを目的として紀の川市防災総合訓練を実施しています。

訓練概要

日時

令和5年11月12日（日）午前9時00分から正午まで

場所

紀の川市指定避難所（全52箇所）、紀の川市役所本庁及び各支所・出張所

訓練想定

令和5年11月12日（日）午前9時00分に和歌山県北部を震源地とするマグニチュード8.0規模の地震が発生し、紀の川市では震度7の揺れを観測した。市内各地において、家屋等の倒壊により多数の死傷者や行方不明者が発生し、建物火災も発生した。

対象者

紀の川市自主防災組織、自治区、紀の川市消防団、紀の川市防災リーダー会、紀の川市職員

主催

紀の川市防災総合訓練実行委員会、紀の川市

実施要領

• 令和5年度（第13回）紀の川市防災総合訓練実施要領～人と人の繋がりが地域防災力を強化する～(607KB)

訓練内容

訓練スケジュール

１　緊急地震速報対応行動訓練【対象：全市民】

午前9時00分、防災行政無線放送（緊急地震速報）、メール配信サービスの着信により、各家庭などその場にいる場所で3つの安全確保行動を約1分間実施します。

1. まず低く
2. 頭を守り
3. 動かない

提供：効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議

2　一斉避難行動訓練・避難所開設訓練【対象：自主防災組織、自治区、消防団、防災リーダー会、市職員】

「1 緊急地震速報対応行動訓練」後、自主防災組織、自治区の参加者は地元消防団や防災リーダー会による避難誘導等を受けながら各組織・各自治区単位で一斉に各地域における避難所までの避難訓練（※移動は原則車以外）を実施し、避難所に到着後、避難所の開設方法や避難者受付手順、紀の川市防災倉庫について市職員から学習します。

1. 避難先の確認及び避難ルート上における危険箇所をハザードマップ等で確認し、市指定避難所まで避難する。
2. 各避難所の開設方法や震度感知式鍵ボックスの構造及び活用方法の習得。
3. 各避難所の避難者名簿の作成及び避難者受付手順の習得
4. 防災倉庫の配置場所及び倉庫内に配備している資機材を把握。

3　災害対策本部設置運営訓練【対象：市職員】

市職員は配備体制2号（緊急初動班体制）発令による参集訓練を実施し、災害対策本部及び災害対策支部の設置を行います。

4　情報収集伝達訓練【対象：市職員、消防団】

市職員、消防団は全避難所からの避難者情報及び各地区被害情報を収集し、本部への伝達等を行う。また、収集した情報をとりまとめ、和歌山県総合防災情報システム等を活用し県へ報告する。

5　上空偵察訓練【市職員】

市職員は訓練状況をドローンにて撮影し、必要な情報を災害対策本部または現場指揮本部へ伝達する。

プラス1訓練【全市民対象】

より実践的な訓練とするために、この機会にあわせて次のとおり個別訓練をしましょう。

• 家具、棚、ロッカーなどの転倒を防止する対策をとること。
• 非常食、飲料水等の備蓄を確認すること
• 市ハザードマップや市防災ガイドを使用して、災害情報の入手方法や近くの避難所または避難場所までの経路や避難方法等を確認すること。
• 地震が発生した際の緊急連絡先を確認すること。（災害伝言ダイヤル171など）

訓練中止の場合について

訓練当日の午前6時時点で、本市域において次のいずれかに該当した場合は、原則、訓練を中止します。

なお、中止を決定した場合は、訓練当日の午前7時までに防災行政無線、メール配信サービスでお知らせします。

1. 大雨・暴風・洪水警報のいずれかが発表された場合
2. 震度4以上の地震が発生した場合
3. その他、訓練参加者の安全に支障があると判断する事故、気象等が発生した場合。

リンク先

• 防災対策・避難場所一覧
• 指定避難所機能（震度感知式鍵ボックス・防災倉庫・避難所運営ボックス）について
• 紀の川市防災ガイド
• 紀の川市ハザードマップ
• 防災学習Web視聴用動画について