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害虫のことで困ったら

市による各種害虫の駆除や駆除業者のあっせんは行っていません

 紀の川市では、市による害虫駆除は行っておりません。

 また、特定の業者をあっせんすることもできませんので、業者による害虫駆除をご希望の場合は「和歌山県ペストコントロール協会」へご相談ください。

 電話番号:073-474-3986

  • 上記の協会以外で、電話帳やインターネット等でお調べいただいた駆除業者へ依頼されても差し支えありませんが、後で高額な費用を請求されるといった消費者トラブルには十分ご注意ください。(事前に複数社から見積もりを取るなどの対策をご検討ください)
  • 市管理施設からの害虫被害である場合は、施設の管理担当課が対応を行いますので、その場合は担当課までご連絡をお願いします。

問い合わせ件数の多いものについて

ハチ

 ハチには、農作物を含む植物の受粉に貢献したり、害虫を食べたりと人間の暮らしに役立つ種類も多くいます。

 攻撃性の高い一部のハチ以外は、巣に近づいたり、直接触るなどして刺激しなければほとんど刺されることはありません。

 単独で行動しているハチを見かけたら、むやみに刺激せず、飛び去るのを待ちましょう。

 また、主に春から夏にかけて大量のミツバチが木や壁に密集しているのを見かけることがありますが、これは分蜂(ぶんぽう)と言って、これまでの巣を離れ、新しい営巣場所を見つける旅の中で一時的に休憩しているものです。

 気になるかとは思いますが、早ければ数時間から遅くとも数日程度で飛び去って行きますので、殺虫剤を噴きかけたりせず、そっとしておいてあげてください。

 分蜂については養蜂家の方がお知り合いにおられるのであれば、お声がけいただくのも良いかと思います。

 ただ、軒先へのスズメバチの営巣等、生活に支障をきたしている場合には、駆除が必要になることもあるかと思います。

 ご自身でご用意いただいた殺虫剤を用いて駆除をされる場合、市からハチ用の防護服を無料で貸し出すことができますので、環境衛生課又はお近くの支所・出張所までお問い合わせください。 (時期によっては貸出希望が集中することがありますので、必ず事前にご確認ください)

 以下にハチの巣の駆除方法とスズメバチの種類を掲載しますので参考にしていただき、十分注意して駆除にあたってください。

マダニ

 近年、特に増加してきている問題の一つに、マダニ等によって媒介されるダニ媒介感染症が挙げられます。

 内容としては、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、ツツガムシ病など多岐にわたり、これらはマダニ等に吸血されることで発症するものです。 以下にマダニ対策を記載しますので、参考にしてみてください。

  • 春から秋にかけ、マダニの活動が活発になります。山や草むら、藪や畑といったマダニが多く生息する場所に行く場合には帽子・タオル(首の後ろに)・長袖・長ズボン(※必ずズボンの裾は長靴や靴下の中に入れること)・長靴・手袋等を着用する。(なるべく肌を露出させないことが重要です)
  • マダニに対応した虫よけスプレーを服の上から使用する。
  • 草や地面の上には直接座らず、身に着けるものも同様に直接置いたりしない。座ったり置いたりする場合はビニールシート等を利用すること。(草や地面に限らず、コンクリート舗装部分など、野外ではいたるところにマダニがいる可能性があります)
  • 野生動物(シカやイノシシはもちろん、野良ネコやイヌなども)には近づかない・触らない。SFTSウイルスを保有したマダニが寄生している可能性があるだけでなく、SFTSウイルスに感染した動物から咬まれた人への感染も確認されています。
  • 用事が終わったらすぐに入浴し、マダニがついていないか全身を確認する。

 もしも、マダニに刺されてしまった場合は、慌てて潰したり引きはがすことでダニの一部が体内に残り、事態を悪化させる可能性があります。

 吸血中のマダニを見つけたら、そのままの状態で医療機関(皮膚科)を受診し、除去してもらってください。

 また、除去処置を受けた後も数週間は体調に気を配り、発熱等があればすぐに医療機関で診察を受けるようにしてください。

ヒアリ

 現在、和歌山県内でヒアリは発見されていません。

 ヒアリ"かもしれない"で安易に在来のアリを駆除してしまうと、そのアリがいたことでこれまで入ってこれなかった、ヒアリを含む外来のアリが定着してしまう可能性があります。

 ヒアリかも?と思ったら下記を参考に、注意深く対応してください。

セアカゴケグモ

 基本的に大人しく、素手で触る等しなければ咬まれることはありません。

 また、メスの毒性が強く有害です。(オスは弱毒)

 成体になったメスは7~10ミリメートル前後で、全体的に黒~黒褐色の色をしており、背面には特徴的な砂時計や徳利のような形をした赤い模様があります。

 身の回りでは側溝や墓地の墓石の隙間、花壇の周りなどで見つかることがあります。

 見つけた場合は、ピレスロイド系の家庭用殺虫剤を用いる・靴底で踏みつぶす等の方法で、体液などが皮膚に触れないよう駆除してください。

このページに関するお問合せ先
紀の川市 環境衛生課 TEL 0736-77-2511
最終更新日:2023929