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子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)について

9価ワクチン(シルガード9)が定期接種の対象となりました 

 令和5年4月1日から、9価HPVワクチン(シルガード9)が定期接種の対象となり、公費で接種いただけるようになりました。
 接種対象者には、5月末頃に案内を送付しています。
 ※対象者のうち、5年4月1日以降に自費で9価HPVワクチンを接種した場合は、ご相談ください。

 子宮頸がんから命を守るためには、ワクチン接種で感染を予防し、定期的な検診でがんを早期発見・治療することです。子宮と命を守るために、20歳になったら症状がなくても検診を受けましょう。

接種勧奨の再開について

 平成25年6月14日付厚生労働省からの通知に基づき、これまで積極的勧奨を差し控えていたHPVワクチンですが、専門家の会議を重ねた結果、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたことにより、令和3年11月26日付厚生労働省からの通知により、HPVワクチンの積極的勧奨が再開されることとなりました。

 それに伴い、紀の川市においても、令和4年4月から、接種勧奨を再開しています。

 なお、接種においては、ご本人、ご家族でリーフレット等をよくお読みいただき、ワクチンの効果、リスク等について十分ご理解いただいたうえでのご判断をお願いいたします。

定期接種

小学校6年生~高校1年生相当の女子

標準的な接種時期

中学1年生

接種期限

高校1年生相当の3月末まで

厚労省作成リーフレット 9価厚労省チラシ

キャッチアップ接種(積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方)

 平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子

接種期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日

※接種機会の確保の観点から、平成19年度生まれ(平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれ)の方についても、令和7年3月31日まで接種できます。

厚労省作成リーフレット 9価厚労省チラシ(キャッチアップ)

接種間隔と接種後の副反応

 子宮頸がん予防ワクチンは、「サーバリックス(2価)」、「ガーダシル(4価)」、「シルガード9(9価)」の3種類があります。
 原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することを推奨していますが、 接種したワクチンの種類が不明の場合は、接種した医療機関もしくは紀の川市健康推進課までお問い合わせください。 
 履歴がない等、接種したワクチンの種類がどうしてもわからない場合は、医師と相談の上、接種をお決めください。

接種間隔

※1 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。 
※4・5 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。

ワクチンの種類 シルガード9 サーバリックス ガーダシル
HPVの型

9価(6・11・16・18・31・33・45・52・58型)

子宮頸がんの原因の80~90%の感染を防ぎます

2価(16・18型)

子宮頸がんの原因の50~70%の感染を防ぎます

4価(6・11・16・18型)
子宮頸がんの原因の50~70%の感染を防ぎます

接種後の主な副反応

厚労省作成リーフレット

50%以上

疼痛

疼痛・発赤・腫脹、疲労 疼痛
10~50%未満 腫脹、紅斑、頭痛 掻痒(かゆみ)、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛 など 紅斑、腫脹
1~10%未満 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血 など じんましん、めまい、発熱 など 頭痛、そう痒感、発熱
1%未満 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結 など

知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力

下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感 など
頻度不明 感覚鈍麻、失神、四肢痛 など 四肢痛、失神、リンパ節症 など 失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労 など

厚労省作成リーフレット

9価ワクチン(シルガード9)について 

3回接種の場合

 初回接種を15歳になってから受ける場合は、合計3回接種となります。
 2回目は初回接種の2か月後、3回目は初回接種の6か月後に行います。
※標準的な接種間隔をとることができない場合、2回目は初回接種から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あけます。

2回接種が可能となる場合

 初回接種を15歳になるまでに受ける場合は、合計2回接種となります。
 2回目は初回接種の6か月後に行います。
※標準的な接種間隔をとることができない場合、2回目は初回接種から5か月以上あけます。
2回目を初回接種から5か月未満で接種した場合は、3回目の接種が必要です。

2・4価ワクチンと9価ワクチンの交互接種について

 原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することを推奨していますが、これまでに2価・4価ワクチンを1回または2回接種している場合に、医師と相談のうえ、残りの回数を9価に変更する交互接種については、実施して差し支えないこととしています。ただし、その場合の効果や安全性についてのデータは限定されています。

 9価ワクチンについて、詳しくは厚生労働省HPをご確認ください。

接種協力医療機関

紀の川市

医療機関名 所在地 電話番号

いちごクリニック

西大井210-1 77-0150
上田内科クリニック

東国分431-1

77-6690
かしい小児科

打田1417-4

77-3399
どばしクリニック胃腸内科・呼吸器内科・外科            北勢田228-1 77-7700
のだ小児科

北大井198-7

78-1230
宮井内科

上野13-10

78-1510

中田内科・胃腸科

猪垣55-3 74-2255
馬渕医院

粉河2213

73-2116
西岡内科胃腸科

桃山町最上84-5

66-2223
神戸坂口クリニック

貴志川町神戸644

64-1105

岩出市

医療機関名

所在地 電話番号

伊藤内科

西野190-1                 69-2121     

かきはら胃腸科内科

今中105-2 61-2600

木下こどもクリニック

金屋297          61-1288

こだま小児科

北大池124-5 69-2366

塚本内科クリニック

金池392-1 67-3377

根来こどもクリニック

相谷34-5 61-3000

林循環器内科クリニック

清水438 62-3056

ふるさと内科クリニック

西安上62-1 62-2525

山入こどもクリニック

岡田234-5 61-2500

よしだクリニック

吉田413-1 69-5404

レディースクリニック和

中黒1-3 67-7336

※紀の川市・岩出市以外の医療機関で接種を希望する場合は、お問い合わせください。

接種方法

 協力医療機関に電話等で事前にご予約いただき、予診票と母子健康手帳、健康保険証をご持参のうえ、期間内に接種を受けてください。
 
接種を急がれる方や、お手元に予診票がない方で接種を接種を希望する場合は、母子健康手帳をご持参のうえ、紀の川市役所本庁健康推進課までお越しください。

 なお、既に予診票をお持ちの方で、9価ワクチンの接種を希望される場合も、引き続きお持ちの予診票をお使いいただけます。

接種費用

 協力医療機関にて、期間内に接種いただく場合は、無料です。

キャッチアップ対象者のうち、積極的勧奨差し控えにより定期接種の機会を逃し自費で接種した方に対する償還払いについて

 キャッチアップ対象者のうち、積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃し自費で接種した方に対して、紀の川市が定める上限額の範囲内で助成を行います。詳しくは下記のページをご覧ください。

HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に関する相談窓口・協力医療機関

相談窓口

和歌山県健康推進課(HPVワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口) ☎ 073-441-2643

協力医療機関

  • 和歌山県立医科大学付属病院 ☎073-441-0807
  • 日本赤十字社和歌山医療センター ☎073-422-4171
このページに関するお問合せ先
紀の川市 健康推進課 TEL 0736-77-2511
最終更新日:202441