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「紀の川歩(てくてく)体操」実践事業所を紹介

「てくてく体操」は地域の集会所だけじゃない!!

「てくてく」の将来

 紀の川市の多くの集会所で実践されている「紀の川歩(てくてく)体操」。多くの地域には、歩いて約15分圏内に集会所があり、地域資源を活用しながら集団で健康づくりをしています。しかしながら、年齢を重ね、フレイル状態となると最寄りのはずの集会所への道のりが遠く感じられるようになることや人と会うことがおっくうになること、そもそも外出すること自体苦痛となってくるといったことを聞くことがあります。年々平均寿命が延びているこれからは、「運動はしたいけれども、集会所へよう行かん」という方が増えてくるのではないかと考えています。

先を見据えた「てくてく」の展開

 紀の川市は、山間部や平野部が混在し、町中でも高齢化が進み、現実的に送迎や専門職のサポートが必要な方が増加してくることが予想されます。そこで、運動器の機能向上ができることはもちろん、フレイル予防に重要な栄養・口腔、社会参加も念頭に入れた総合的な介護予防サービスの展開が必要であると考えています。

 総合事業が始まった平成29年当時、通所(訪問)リハビリテーションや通所介護事業(デイサービス)で機能訓練をする事業所は多数ありましたが、「てくてく」のように30分以上もかけて運動をするといったサービスは少ない現状でした。

介護事業所でも「てくてく」!

 当時、各通所介護事業所の皆さんに現状を聞かせていただきました。課題として、運動をしていてもその効果が見えにくく、評価についても手探りで行っているといった意見もあり、地域で体操の実践や測定、評価を一体的に行っている「てくてく」は課題解決のための近道となるのではないかと考えました。
 そこで、事業所サービスで「てくてく」をしませんか?と募らせていただき、下記の事業所の皆さんが「てくてく」を実践しています。地域と同様の評価指標で測定を行っており、結果も少しずつ集まりつつあります。今後、地域の結果と比較することや評価から見える課題解決に向け、てくてく実践事業所の皆さんと協働していきます。

 また、事業所サービスではなく、施設や病院の市民交流スペースを地域の皆さんのために開放し、毎週てくてく体操を実践する機会を提供する事業所もあります。さまざまな形態で、多様化しつつある市民の健康づくりを、これからも市としてサポートしていきます。

てくてく実践事業所の一覧(順不同)

事業所名称 郵便番号 事業所所在地
在宅総合ケアセンター赤ひげクリニック 649-6123 紀の川市桃山町神田378番地
あわじトータルライフケア 649-6112 紀の川市桃山町調月1045番地
デイサービスUUGO 649-6414 紀の川市打田1248番地1
栄寿苑デイサービスセンター 649-6615 紀の川市麻生津中1279番地
みんなのリハ 通所型サービスA 649-6631 紀の川市名手市場294番地1
ええわっしょ貴志川 640-0421 紀の川市貴志川町北843番地
風の里デイサービスセンター 649-6531 紀の川市粉河951番地1
皆楽園心愛デイサービスセンター 649-6401 紀の川市重行31番地
一般デイサービスなだい 649-6426 紀の川市下井阪605番地
デイサービスセンターほほえみの里 640-0416 紀の川市貴志川町長山277番地108
デイサービスセンター瑞穂 649-6531 紀の川市粉河775番地1
デイサービスセンターももの里 649-6111 紀の川市桃山町最上1254番地1
リハビリデイサービスソレイユ 649-6216 岩出市野上野97番地
デイサービス りんく 649-6424 紀の川市畑野上333番地1
皆楽園デイサービスセンター 649-6213 岩出市西国分668番地

てくてく実践事業所の紹介

てくてく実践事業所をサポート

 「てくてく」を実践するうえで、「どう効果的にサービスに組み込んでいくか」や「評価結果をどう介護職員と共有するか」、「それぞれの状態の中で必要な体操はなにか」、「できない体操を別の方法で提案したいがわからない」など、さまざまな壁が立ちはだかりました。市として、介護予防を推進するためともに考えながら進めています。新たに事業所サービスでてくてく体操を実践したいという事業所の皆さん、大歓迎ですので、ご連絡ください。

てくてく実践事業所へのサポート

体操DVDを差し上げます。
※体操のみをしたいという事業所には提供しておりません。体力測定や評価も含めて、てくてく体操となっています。

体操導入に向けての研修

直接事業所へ伺い、体操や評価方法、栄養・口腔に関すること、測定結果入力システムの提供など約2日間研修させていただきます。

評価結果の共有方法をともに考える

介護予防ケアマネジメントやサービス個別計画、サービス提供日誌など、サービスに付随してさまざまな書面が存在します。評価を共有し、良くなっているのか、悪くなっているのか、強化すべきところはあるのかなど、評価をしっかりと活かすことが重要です。様式を一緒に考え、作成することもあります。

介護予防アドバイザーの派遣

地域のてくてく体操の指導やコンサルタント経験の豊富なアドバイザーを年2回派遣して、お悩み解決に役立てています。

評価結果の収集

評価結果を共有し、地域のデータとも比較して分析しています。

介護予防(フレイル予防)の推進のため、今後も介護予防強化を実践する事業所を応援し、サポートしていきます!!

このページに関するお問合せ先
紀の川市 高齢介護課 TEL 0736-77-2511
最終更新日:202263

高齢者福祉班

介護保険班

地域包括支援センター「愛の手」

在宅医療サポートセンター

総合事業班

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